2015/04/17

教材あさりは百害あって一理無し!TOEIC攻略3点セットをご紹介

『TOEICテスト パート別対策……』

『TOEICテスト 600点からの……』

『TOEICテスト 3ヶ月で900点……』

書店の英語学習書コーナーに所狭しと積み重ねられたTOEIC関連書籍の山にはいつ見ても圧倒されます。

たかがTOEICに何たる騒ぎかと思わなくもありませんが,それだけTOEIC対策に関して頭を悩ませている方が多いのでしょう。

でも,皆さんは英語学習書コーナーに足を運ぶ必要はありません。

ネット上で新公式問題集,単語集,文法書の3点セットを入手したら,それで終わり。わざわざ学習者の不安を煽り立てる書店に出掛ける意味がありません。

900+を獲得するために必要なものは全て手元にあるのですから。

言うまでもないことですが,時間制約の下,教材の数が増えれば増える程,個々の教材のやり込み度は下がります。

上記3点セットを揃えて血肉にすれば危なげなく900+を獲得できたところ,不安感を煽られて徒に教材を買い集めた結果どれも未消化のまま終わるだなんて,虚し過ぎますよね。

これは大学受験や資格試験などにも通じることです。

学習初期段階では何かと敵を過大評価してしまい,次から次へと参考書を買い集めがちです。

必要な武器一式を揃えてやる気十分で学習を開始するものの,勉強を進めるに連れて何もかも中途半端にしか身に付いていないことに気が付き始め,不安と苛立ちの中,とうとう本番を迎える……結果は言うまでもないですね。

そして,そんな人々の横を所謂「短期合格者」達が猛スピードで追い抜いてゆくのです。

私も某難関国家試験を受けた経験があるのですが,多くの場合,短期合格者達は「学習当初から合格のために消化すべき教材を見極め,それだけを脇目もふらず徹底的に反復する」という点で共通していました。

彼ら彼女らは考えも無く書店に足を運び,惰性で目についた教材を買い足すなんてことはしません。自分がやるべきことを明確に理解しているからです。

なかなか思うように力が伸びず,不安になることもあるかもしれません。そんなときは一度深呼吸して,思い出しましょう。

足りないのは教材ではなく反復量なのだと。

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